ミナジン勤怠管理システムにおける、打刻時刻や申請時刻の丸め(切り上げ・切り捨て)に関する各種設定について説明します。
■目次
- 入力丸め単位(日次)の設定
- 勤務開始・終了時刻の丸め設定
- 半休(部分休)時の丸め設定
- 丸め設定の注意点
- 月次丸めについて
■操作対象ユーザー:人事権限者
■作業ページ タイムカードの設定(設定タブ>就業管理>タイムカードの設定>丸めの設定)
1.入力丸め単位(日次)の設定
①全体の入力丸め
ここで設定した単位は、システム全体の基本的な丸めの基準となります。
例えば「10分単位」で設定した場合、タイムカードの手修正や各種申請(時間外、部分休など)で「08:59」のように
端数のある時刻を入力すると、「10分単位で入力してください」というアラートが表示され、更新や申請ができません。
| <重要> |
|
エラーを防ぐため、「日次丸め」の単位は、「勤務開始・終了丸め」で設定する単位と同じか、 OK例: 日次を5分丸め/勤務開始を5分丸め、勤務終了を30分丸め NG例: 日次を10分丸め/勤務開始を5分丸め、勤務終了を10分丸め |
②打刻時(開始終了)の動作について
開始打刻・終了打刻の時刻も、ここで設定した単位で丸められます。
ただし、後述する「2. 勤務開始・終了時刻の丸め設定」を行っている場合は、そちらが優先されます。
③その他の仕様
「切上」「切捨」の統一
・「日次」で設定した処理(切上/切捨)は、「勤務開始・終了」の丸めにも適用されます。
「日次は切上だが、開始は切捨」のような個別の設定はできません。
・時間外・休出の時間帯設定
この設定項目は、日次丸めを「処理なし」にすると表示されません。
「処理なし」で運用する場合でも、後々の設定変更に備え、「1分単位で切上」など、
実質的に処理なしと変わらない項目で設定しておくことを推奨します。
2.勤務開始・終了時刻の丸め設定
打刻時刻や予定時刻を基準に、より詳細な丸め設定が可能です。

【例】日次:1分単位、終了予定:18:00の場合
打刻が18:04 → 18:00に丸められます(予定時刻を基準)
打刻が17:46 → 17:45に丸められます(15分単位の丸めを基準)
打刻が19:03 → 19:03のままとなります(どの丸め条件にも合致しない)
※設定の優先度は赤>青>緑となります。
3.半休(部分休)時の丸め設定
特定の条件を満たす部分休(時間休含む)を取得した場合、特殊な丸め処理が適用されます。
適用条件 以下の2点を両方満たす場合に適用されます。
①所定時間数の1/4を超える部分休であること
②休暇の時間帯が、勤務開始時刻または終了時刻に接続していること
・丸め処理の仕様
半休申請時は「休憩を取得しない」という前提で、打刻時刻が丸められます。
・午前休の場合: 実際の開始打刻は「午前休の終了時刻 + 所定の休憩時間」の時刻を基準に丸められます。
・午後休の場合: 実際の終了打刻は「午後休の開始時刻 + 所定の休憩時間」の時刻を基準に丸められます。
・打刻時刻で丸める設定
丸め時間を空欄にして「選択した処理で丸める」を選択すると、打刻時刻そのものを基準に丸めることができます。
4. 丸め設定の注意点
● 出勤予定時刻に丸める設定と早出残業の競合
「出勤予定時刻に丸める」設定と、早出残業の申請時刻を優先する設定([承認]欄にもその時刻を反映する)が
競合した場合、丸めの設定が優先されます。
【例】 出勤予定が9:00の従業員が8:45に早出残業を申請し、8:40に打刻した場合、申請時刻(8:45)ではなく、丸め設定によって出勤予定時刻(9:00)が反映されてしまいます。
【対応案(回避策)】
案1:丸め設定を優先する場合
・早出残業の実時間優先は無効となるため、時間外申請の設定を「何もしない」に変更します。
案2:早出残業の申請を優先する場合
・丸め設定を「選択した処理で丸める」(打刻時刻を基準とする丸め)に変更します。
● フレックスタイム制1の社員への反映
フレックスタイム制1の場合、出勤予定はコアタイムを設定します。
「出勤予定時刻に丸める」設定とした場合、フレックスタイム制1の社員も出勤予定のコアタイムに丸められてしまうため、
回避方法として、フレックス用の部署を作成し、タイムカードの部署設定にて丸めを行わない設定にする必要がございます。
5.月次丸めについて
この項目は現在、システムの動作には影響しません。
会社の制度を記録しておくための項目であり、将来的には削除される予定です。